このページでは、ヘルシンキ空港から市内への電車でのアクセス方法に加え、空港やヘルシンキ中央駅の見どころについて紹介します。
空港から市内へのアクセス
ヘルシンキ・ヴァンター国際空港からヘルシンキ中央駅へは、電車1本で約30分で到着します。
空港の最寄り駅にはPラインとIラインの2路線があり、それぞれ時計回り・反時計回りのルートで運行されています。どちらに乗ってもヘルシンキ中央駅に停車し、所要時間もほぼ同じ(約30分)であるため、来た電車にそのまま乗車すればOKです。

PラインとIラインは、ヘルシンキ地域交通局、通称HSLによって運行されており、空港の最寄駅である「Lentoasema駅」とヘルシンキ中央駅を結んでいます。
HSLの運行エリアはA〜Dの4つのゾーンに分かれています。空港は「Cゾーン」に、中央駅は「Aゾーン」に位置しているため、空港から市内へ行くにはABCゾーンのチケットを購入する必要があります。
Lentoasema駅には改札がなく、チケットは地下にあるプラットホームの自動券売機で購入できます。ほかにHSLのアプリでチケットを購入することもできます。

ヘルシンキ・ヴァンター国際空港
ヘルシンキ・ヴァンター国際空港は、フィンランドのフラッグキャリアであるフィンエアー(Finnair)の拠点空港です。フィンエアーは日本航空(JAL)と同じOneWorldアライアンスに加盟しています。
空港は1952年にヘルシンキで開催された夏季オリンピックに合わせて開港されました。
日本からは羽田・成田・関空・名古屋の4ヶ所から直行便が出ており、アクセスが非常に良いです。名古屋便は夏季限定運航です。以前は福岡への直行便もありましたが、2025年時点で福岡便は運休中です。
日本からの飛行時間は、2022年のロシア領空閉鎖以降の北極圏を通過するルートでは約13時間です。以前のロシア上空を通過するルートでは約9時間半であり、3時間半近くの差があります。
空港内にはムーミンやマリメッコのショップがあり、帰国前に最後のお土産購入を楽しめます。


ヘルシンキ中央駅の見どころ
ヘルシンキ中央駅(Helsingin päärautatieasema)はヘルシンキのランドマークのひとつです。ヘルシンキ近郊を走る電車のみではなく、国内の各都市に向かう長距離列車のターミナル駅でもあります。


フィンランド産の花崗岩で覆われたアール・ヌーヴォー様式の駅舎は、建築家エリエル・サーリネン(Eliel Saarinen)の設計で、1919年に開業しました。
中央駅の見どころは、高さ48.5mの時計塔と正面出入り口の両脇に並ぶ合計4体の石像です。

4人組の石像の名称は「Lyhdynkantajat」です。直訳すると「ランタンを運ぶ人」であり、夜には手に持つ球形のランプが光ります。
石像は「石男たち」という意味の「Kivimiehet」という愛称でも知られています。この愛称はフィンランド政府所有の鉄道会社VRグループの広告で使用されたことがきっかけで広まりました。


ヘルシンキ中央駅は、2013年にBBCの「世界で最も美しい鉄道駅のひとつ」に選出されました。ちなみに、同ランキングには以前紹介したベルギーのアントワープ中央駅や日本の金沢駅もランクインしています。
