ゲントハーフマラソン2024体験記

2024年3月24日にベルギーのゲントで開催されたマラソン大会に参加しました。この記事ではレース当日の流れなどを紹介します。

大会について

大会名称はSofico Gent Marathonです。Soficoは1988年にゲントで設立されたソフトウェア開発等を手掛ける企業であり、大会のメインスポンサーです。

毎年3月末に開催され、2024年は3月24日の日曜日に行われました。次回は2025年3月30日の開催が予定されています。

距離はフルマラソン、ハーフマラソン、10キロランの3つのカテゴリーがあり、私はハーフマラソンにエントリーしました。

2024年大会のスタート時間は、10キロが午前9時30分、フルとハーフはどちらも午前10時です。

2024年のエントリー数は15,000人を超えています。内訳はフルが約4,350人、ハーフが約10,000人、10 kmが約1,000人です。また、全エントリーの約15%がベルギー国外からの参加者あり、ベルギーで最大規模のマラソン大会です。

参考までに、毎年10月に開催されるブリュッセルマラソンの2023年の参加者はフルとハーフの合計で約12,600人です。意外にもゲントマラソンの方が参加者数が多いです。

エントリー

参加費はエントリー時期に応じて異なり、早くエントリーするほどお得に参加できます。以下は2024年大会のエントリー費の一覧です。

1 – 1500人1501 – 5500人5501人 –
フル(Tシャツ込み)€80€90€95
ハーフ€35€40€45
10 km€20€25€28

例えば、ハーフのエントリー費は最初の1500人までが35ユーロで、1501人目以降は40ユーロ、5501人目以降は45ユーロです。

私は2月5日にハーフ部門にエントリーし、料金は最も高い45ユーロでした。大会の約1.5ヶ月前のエントリーなので仕方がありません。とりあえずエントリーが間に合って良かったです。

フルマラソンのエントリー費用には大会の記念Tシャツが含まれています。ハーフと10 kmの部ではエントリー時に25ユーロでTシャツを注文できます。Tシャツの受け取りはゼッケンの受け取りと同じタイミングです。

コース

いずれの距離も周回コースではありません。フルとハーフは市街中心部の観光スポットを巡れるように設定されています。

ハーフの大部分はフルと同じコースです。同時にスタートし、15 km地点の手前でそれぞれのコースに分岐します。

スタートとゴールはほとんど同じ地点です。ゼッケン受け取りや手荷物預けはゴール地点で行います。ゴール地点からスタート地点までは歩いて5-10分ほどです。

高低差はほとんどなく、かなりフラットなコースです。

給水・給食スポットはおよそ5kmごとに設けられており、日本の大会と同様のスタイルです。

ゲントマラソンの各距離のコース

ゼッケンの受け取り

受け取りは2日前、前日、当日の3日間、大会のゴール地点で行うことができます。

大会からのメールでは、混雑防止のため当日以外の受け取りが推奨されていますが、私を含む多くの参加者が当日のレース前に受け取っていました。

当日の受け取り時間は8時〜10時です。

受け取り会場までは英語の案内があり、迷うことなくたどり着きました。

左がゼッケン受け取り会場。右には駐輪場の位置が示されています。ベルギーは自転車文化であり、自転車で来ている人が結構いました。

大会からのメールに記載されてるゼッケン番号を提示し、ゼッケンの入った封筒を受け取りました。封筒にはゼッケン、安全ピン、手荷物預け用シールの3点が同封されていました。

ゼッケン受け取り会場の様子
ゼッケン、安全ピン、手荷物預け用シール

手荷物預け

ゼッケンと共に受け取ったシールをカバンに貼り、Bag Dropと呼ばれる荷物預かり場所で預けます。

日本の大会では手荷物預かり用の大きい袋にすべての荷物を入れることが一般的ですが、この大会ではシールを貼るだけというなんとも簡素な仕組みでした。そのため、一つのカバンに服や靴など預ける全ての荷物を入れる必要があるため注意です。

今大会はスタートとゴールがほぼ同じ地点にあるため、レース中に荷物を移動させる必要がありません。そのため、シールを貼るだけでも預けた荷物が紛失してしまう心配はありませんでした。

シールを貼った荷物

スタート

10時出走の予定が一向にスタートする雰囲気がなく、実際のスタートは10時15分でした。このような時間のルーズさがなんともベルギーらしいです。

スタート時の気温が9度であり、待ち時間がかなり寒かったため、もっと防寒対策をしておくべきでした。

フルとハーフにはペースメーカーがいます。写真に写っているように、私はハーフを1時間40分で走るペースメーカーの近くを走りました。

レース中は写真を撮る余裕がありませんでした。大会の雰囲気が分かる写真が過去の大会分も含めて公式ホームページに掲載されているため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

スタート前の様子。1:40という青い旗を持っている人がペースメーカー。

ゴール

ゴールは小さい室内競技場内にあります。

競技場を出た後に完走メダルや飲み物などを受け取ります。フル、ハーフ、10kmとそれぞれ異なるデザインのメダルが用意されています。

今回はハーフに参加したため、お昼には走り終わり、午後はゲントの市街地を観光しました。

ゼッケンとハーフの完走メダル

全体の感想

ベルギー最大規模の大会でしたが、当日のゼッケン受け取りOKや出走時間の15分遅れなど全体的にゆる〜い雰囲気のレースでした。

走っている間は自分のペースでゲントの街を観光できました。車を気にすることなく自分の足で観光できるのがマラソンの魅力の一つです。また、どのマラソン大会でもそうですが、このゲントマラソンでも沿道の声援が温かく、エネルギーをもらえました。

レース後には、ゲント名物のワーテルゾーイとベルギービールを味わいました🍺

ワーテルゾーイというクリームシチューのような料理
Gent Gruut Breweryで6種類のビールをテイスティング